月末のインターネットバンキングが実質使用中止となってしまった日

連休中ではありますが、今日は月末で、事業をしている法人では

月の締め日で月次資料を作る上で大事な日となります。


昨日報道された、米国土安全保障省が28日、マイクロソフトの

ネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー（ＩＥ）」のバージョン６から

最新版までに未修正の欠陥が見つかったとして、使用を中止するよう警告した

というニュースは衝撃的なニュースでした（日経新聞等）



パソコンからアクセスするインターネットバンキングでは銀行は

インターネット・エクスプローラーを基本にアクセスする為の

動作環境を設定していて、他のブラウザー、例えばモジラ・ファイアーフォックスでは

かなり前のバージョンでしか稼動しないという事があります。


ブラウザーは自動的に最新のバージョンにアップデートするように

なっているので、ブラウザーのバージョンをアップデートせずに

従来のバージョンを使い続けるのはセキュリティー更新の

観点からもかなり困難です。


取り敢えずインターネット・エキスプローラーは使用しない方がいいという

勧告なので、IEのブラウザーに保管されている電子証明書をエキスポートして

ファイアーフォックスにインポートしようとしたのですが、やはりインポート

することはできませんでした（動作環境がマッチングしない為と思われます）


ということは、できるだけ短時間でインターネット・エキスプローラーで

データを収集して、マイクロソフトのIE修正版が配信されるまでは

我慢をするということなのかもしれませんが、日本に居れば銀行の

支店に出向いてデータをアップデートできても、海外からではそういう

訳にはいきません。


一つの銀行でインターネットバンキングに支障があっても、バックアップで

もう一社のインターネットバンキングでフォローするようにはしてあるのですが

両者とも基本IEでの動作で、地方銀行ではIEのみでしか稼動しない設定に

なっています。


こんな事が起こるとは誰も予想だにしなかったと思いますが、技術が

進歩しても何が起こるか分からないという事は念頭においておかなければ

いけないとは改めて思わされた騒動でした。




（写真は過日行なわれたビキニコンテストより、BENTOバーからの参加）










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