インドで爆発的に感染の広がる二重変異ウイルス ワクチン大国の危機

インドで新型コロナの感染が爆発的に広がっています。




4月22日には一日の感染者数が33万人を超えたとも報道されました。

累計感染者数は1644万人を超えています。


病院での酸素漏れで人口呼吸器を使っていた患者22人が亡くなったり、

院内で火災が発生して17人が亡くなったりと病院の状況は混乱を

きたしているようです。


インドで感染が広がっている変異ウイルスはRNAの２ヶ所で変異を

していてB.1.617と呼ばれていますが、感染力が強い変異とワクチンに

よって得られた免疫が効きにくい二重に変異を起こしている為

感染が爆発的に増えているようです。


インドは英アストラゼネカワクチンの製造拠点にもなっていて

感染の爆発的な広がりでワクチンを国内向けに振り向けると

報道されていたので、世界的なワクチン供給にも明らかに影響が

出ているものと思います。


インドではワクチンの1回目の接種が既に1億2千万人に達している

という事ですが、人口が14億人に対しての比率はまだ8.6%に過ぎません。


この変異ウイルスがワクチンの有効性を避ける変異をしていると

すれば、この急速な感染拡大を止める事ができるのかどうか、大いに

危惧されるところです。


感染拡大は最近あったインドでも一番重要な宗教行事で人々が群がり

その事により感染がさらに勢いづいた可能性もあります。


この変異型は日本でも5例が確認されていると発表されています。


幣ブログ昨年12月22日にインドで不明な感染が広がっている記事を

取り上げましたが、この変異ウイルスがこのとき既に始まっていたと

考える方が自然なような気がします。


『南インドのアーンドラプラデーシュで400人が不明な感染症

により吐き気と発作を訴えて多くの人が意識不明となり病院に収容され

1名が亡くなったと報じられていました。


200名が週末には退院したものの、検査の結果新型コロナウイルスが検出

されたそうです。


この時の感染では全ての年齢層で感染者がでていて、300人が子供であった

という事です。


子供たちはめまい、頭痛、吐き気を訴えていて戸別に訪問して

調査を行ったとされています。』




ミス・ユニバース2020に参加するミス・マレーシア






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