新型コロナ対策の少しづつの遅れが菅総理の不出馬を生んだ
菅総理の総裁選への出馬が取りやめになったと報道されました。
昨年12月イギリスでワクチン接種が始まった頃、日本ではまだ
ワクチン接種の為のワクチン手配がされていなく半分様子見でした。
昨年12月に入り感染が拡大していましたが年末ギリギリまで緊急事態
宣言の発出が遅れていました。
この時インドでは既に子供にも感染拡大する変異株が発生していました。
1月になり新規感染者数が8千人近くの高い数字になりやっとワクチンの
契約手配が始まりましたが、この時も緊急事態宣言を発出した事で感染が
収束に向かいました。
4-5月にも感染が急拡大しましたが、4月の連休を使ったりしながら
何とか危機を乗り越えました。
この一連の成功体験が緊急事態宣言によって感染を何とか抑える事が
できるという誤った認識が醸成されてしまったように感じます。
デルタ変異株の感染の広がりで感染が完全に収束しないままオリンピック
の開催を迎えました。
オリンピック期間中の感染急拡大は急激だったにもかかわらず、競技放送
やメダル獲得ニュースで大きく煽られる事がなかったように思います。
今、日本のワクチン接種完了比率が47%を超えながら新規感染者数の数字
は劇的には下がっていなく重症者数も横ばいです。
ただ、実行再生産数は0.88となっているので、明るさは見えているのかもしれ
ません。
昨年からの初動があと1か月早ければ菅総理も総裁選出馬を取りやめなくて
済んだかもしれません。デルタ株の影響を過少に見誤った事もあるのかも
しれません。
病床の逼迫で積極的な自宅療養を容認してしまった事は家庭内感染を助長し
小学生にも感染が広がるデルタ株では致命的な選択を迫られたという結果と
なってしまいました。
結果として対策が新型コロナの変異スピードに追い付けなかったという事
だと思います。
今注目の ミュー変異株 は強い感染力とワクチン 抗体を回避 する変異が
見られ半年後の対策次第では致命的な政権運営を強いられるのではないかと危惧
しています。

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