昨日午前フィリピン北部でM7の地震5人死亡64人負傷
昨日フィリピン北部アブラ・プロビンスで起こったマグニチュード7
の地震により5人が死亡、64人が負傷したと伝えられました。

64人の負傷者の内57人がコルディレラ地域、7名がリジョン1地域で
広範囲に亘り61の学校に被害があり428の家に被害が発生したという
事です。
近隣のイロコスには歴史的な建物が多数あり、コルディレラでは道路が
29ヶ所寸断され、アブラでは3つの橋が壊れたという事です。

瓦礫の煙と共に外壁が壊れるバンタイの鐘楼、
スペイン統治時代に数世紀に亘り、近隣の町を海賊や敵から守る為に
使われた歴史的なタワーだそうです。
マグニチュード7以上の地震は近年では2013年ボホールでM7.1、
死者200人以上地滑りを起こし数千の家屋が壊れ、40万人以上が
他の地域に住み替えになったというもの、
1990年にフィリピン北部で起こったM7.8の地震では数百キロに亘り
地層がズレ、1200人以上が亡くなった被害があります。
アブラはマルコス大統領の出身地イロコスに近く、大統領はアブラに
飛んだという事です。
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